コラム …埼玉の余話
・川口の岡村市長が奥様に腎臓を移植して2ケ月がたった。市長は今、心身共に元気一杯だ。それにしても、この市長夫婦の夫婦愛は半端ではない。世に義だ、愛だという言葉が軽々しく飛んでいるがこの政治家を見よ!という気持ちに誰しもがなるのは当たり前だと言える。
・民主党県議団の団長が自民党の佐久間氏の率いる八ツ場ダム促進連盟の副会長に就任。一体、民主党の本部と地方はどうなっているのだろうか。もし地方主権を民主党が唱えるのだったら、県議団の意向に従うのが筋というものではないか。
・八ツ場ダムオンパレードの9月定例議会。上田知事の怒りは相当ボルテージが高い。民主党は地方の意見を聞かない無礼、非礼の党といわんばかりだ。根は民主の上田知事の怒りを民主党はどのように受け止めているのか、そこを見たい、そして聞きたい。
・そもそも民主主義とは民が主であるというのが本筋だ。もっといえば、中央と地方があって、まず地方の声を聞くことが民主主義の根本の筈だ。民主主義とか友愛とかを掲げる民主党はいつから地方を大切にしなくなったのか。それとも権力をとるためのお題目だったのか。その姿を見極めてみたいものだ。