トップページ ≫ コラム ≫ 埼玉の余話 ≫ 埼玉の余話2015.6.24 「突張りと突張ね」
コラム …埼玉の余話
知事選はさておき、議会制民主主義とは一体何かを冷静に考えてみたい。
知事と議会は車の両輪の筈だ。互いの協力なしには車は進む筈がない。黒か白かの決着の仕方は子どもの所業。政治という最も大人の所業を要する事とは程遠いのだ。
池波文学は何故、人気を博しているのか。
「盗人達の所業を取締りながら、鬼平もまた、あやまちを犯す人間なんだよ。決して黒か白かで決めつけられるものではない」と池波は語る。人間の危うさとおかしみを語り、良き安配の落としどころにもっていくから共感を生むのだ。
突張しる議会。頂点に達して突っぱねる知事。
はて、何が生まれるのだろう。
県議がよく二元制を言うが、二元制は二連制につながり、二元協力制が正しいのだ。
選ばれたる選良の諸氏もいまこそ、頭を冷やして議会制民主主義を考え、県政の真の発展を目指す時だ。
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