コラム …埼玉の余話
・上に立つ者はみんな錯覚をしている。「俺はそんなに評判なんか悪くないはずだ。悪いのは風だ」と。県南の候補者が調査会社に状況を調査させたところ、あまり候補者に有利でない結果が出た。その候補者は烈火のごとく怒鳴った。「そんな筈はない!もう一度調べろ!」。知らぬは本人だけなのだ。
・ある現役の候補者は、雑誌の予測をみて、せせら笑った。「この種の記事はほとんど当たったためしがないからな」。冗談ではない。特別な場合を除いて、7割方はあたっているのだ。なぜ、肩書きがつくと、人間はかくまで愚かになれるのか。
・選挙のカリスマだといわれて、某氏がテレビに時々顔を出すのだが、この某氏、さいたま市長選にも関与して、4年前も今回も大失敗しているのだから、カリスマの意味が全く不明である。