コラム …埼玉の余話
・選挙は風だといっている陣営ぐらいダメなところはない。やはり、戦いだから、戦術がものを言う。埼玉15区中、全ての区で自民党が敗れるとの情報がまことしやかに伝わっているが、確かに、どこの区でも自民党は旧態依然の選挙をやっているのだから当たり前かもしれない。
・目立つのは、弁士を呼んできて、相変わらずの支持者を集めるやり方だが、こんなものは、票をふやすには何の役にも立たない。主催者側の自己満足だけだ。戦術とは創意工夫のことだ。知恵を絞って、無党派層たちをなるほどと思わせたほうが勝ちだ。
・まず市長が、選対本部になる。県議やその他の議員が役員に就任する。キラ星の如く名をつらねて、これで万全だと錯覚してしまうのが、古い選挙だ。しかし、そのほとんどそんな形で安心しているのが、旧態依然の選挙。自民党の選挙だろう。
・選挙カーに有名弁士のテープを仕掛けて何回も何回もまわってくるのは、失礼な話だ。有権者はみんなからくりを知ってしまっているから、ほとんど耳を貸そうとしないのが実情だ。”Aさんは最も信頼できる候補者です!”---何を証拠にいっているのか、さっぱりわからない。
・弱い候補は必ずといっておかしな秘書がいて、選挙を仕切る。リーダーシップも何もないから、秘書に仕切られる選挙ほどダメな選挙はない。どうして、こんなことに気がつかないのか?旧態依然でもこんなことはなかった。
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