トップページ ≫ コラム ≫ 埼玉の余話 ≫ 埼玉の余話 2011.8.18
コラム …埼玉の余話
・政治家ばかりではなく、一個人も生きていく中で大事なことは誠実さだ。たとえば、留守電が入っていたら必ず返事をする。手紙をもらったら返事を出す。出せなかったら、せめて電話で礼を言う。—-こんな些事をなぜ守れないのだろうか。絆という言葉が今日ほど叫ばれている時はないが、絆の基は些事な事への心配りにあることを、もっと我々は学ばなければ政治家を批判する資格はないはずだ。
・地方紙が論説を読むとき、気にかかるのは通信社の受け売りをしているような文章内容だ。地方紙には地方の使命があり責任があるはずだ。地方紙が中央を真似ていたのでは、中央しいては国全体も危うくなると小子は思う。地方は政治の母体である誇りを失った時、地方は中央の下請け機関に成り下がる。民主主義なんて成り立たないという危機感を持つべきだ。気概を持った地方の存在こそ未来を創っていく基となることだけは真理だと断言したい。