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- 日本の名女将「再婚の女将」(2015年11月12日)
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【折々の女将たち】 名女将と呼ばれなくとも 四季折々の花のように 様々な色彩を放ちながら 生きとし生きる女将模様を綴る 再婚の女将 女将は再婚だった。だからこそ、結婚の何たるかをよく知っていた。 夫婦は所詮他人だというさめた気持ちと、人は支えあわずに生きられないという一方の事実も知っていた。 今度は離婚という一見「負の体験」を必ず「正の未…
- 日本の名女将(2015年11月06日)
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十年前、ふとしたきっかけで、名女将として有名な新潟のN女史の講演を聴く機会を得た。この日本特有のおもてなしのプロの存在に私のこころは揺さぶられた。 この日をきっかけに私は女将を取材し、「日本の名女将」を上梓し、その都度コラムを添えた。 以下、数回にわたり、この珈琲タイムに女将のコラムを載せてみたい。 女将考 一体、この〝女将〟という言葉は…
- 白玉の歯にしみとおる秋の夜は(2015年11月05日)
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97才になる現役の医師の本がとぶように売れているという。高齢社会と健康志向の人達がいかに多くなっているかの証左だろう。それと健康に関する本が本屋にあふれていて、どれが本当なのか迷っている人達が多いなか、現実にその健康法を実践して97才の医師がいまも日に50人近くの患者を診ていることがより信じられているのだろう。中味は特別、奇をてらすことは書かれてはいない。 …
- 長嶋茂雄と野際陽子と深田恭子達(2015年10月27日)
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長嶋茂雄はスター中のスター。もうこれ以上の人はでまい。B型人間の典型だ。エピソードは多過ぎて省くがへんな造語は特におかしかった。「あのサバね、魚ヘンにブルーね」ほら鯖のことだ。「まあ、失敗は成功のマザーでしようね」。成功の母といいたかったのだろう。それにもまして、あの天を貫くような明るさは何だろう。 さらにまさに天才的な勝負強さ、あげたら枚挙にいとまがない…
- 着ぐるみ人生の悲哀(2015年10月19日)
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巨人の原監督が辞めるという。巨人の情けなさを観ていれば、原巨人は終わったなと誰もが思いを同じにしたにちがいない。次は江川卓氏が有力候補だという。おもしろいかもしれない。原も江川もスターだ。花の野球人生を生きてきた。一見華々しくみえる野球人だが、それはほんの一握りの人達だ。島野修。華々しい高校野球を過ごし、昭和43年ドラフト1位で巨人に入団した。当時はドラフト…
- 書いた愛した生きた(2015年10月01日)
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「書いた愛した生きた」は18世紀のフランスの小説家スタンダールの墓碑名だそうだ。 59歳で没したこの恋の達人は「恋は甘い花、それをつむには恐ろしい断崖の果てまで行く勇気がなければならない」という名言を吐いたそうだ。 そして、ここが凄い。「恋は熱病、それは意思とは関係なく生まれ、やがて亡びる」と。 つい先日、新聞のコラムの一節から拾わせてもらったものだが…
- 老人と海と肉(2015年09月24日)
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ヘミングウェイは約50年前「老人と海」と書いて世界のベストセラーになった。ノーベル文学賞もとった。82才の孤独な老人が小さな船の中で大魚と死闘を繰り返す。「人は負けるためにあるのではない。例え、倒れようとも決して敗れることはない」この力感に満ちた老人の言葉に私は心が奮い立った昔がある。 そして苦難や闘病の時、決まって私はこのセリフをつぶやいては自分を励まし…
- 鬼平と鯉平(2015年08月24日)
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京浜東北線が終点大宮に着くほんの手前、右側の車窓に「鯉平」という看板が目の中にパッと入ってくる。 横文字が多い大宮の看板の中で「鯉平」は目の中に入り、脳裏にジーと焼き付いて離れない。そして、池波正太郎の「鬼平」が重なって「江戸」が平成を振り払い、私の心に拡がってくるのだ。もちろん歴史という追体験を通してだが。「鯉平」の主人は三代目で、「鯉平」そのものは、手…
- 遅れ人(2015年08月20日)
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駄ジャレである。もう7年前だろうか。「おくりびと」という納棺師の映画から。 我が身を「おくれびと」、「遅れ人」と思ってしまった。生き方として時代のなるべく先端をいこうと思い、携帯電話が世にでれば、真っ先に。パソコンも又、我先にと手に入れてきた。ついでに結婚まで21才でスタートした。しかし、現在の教育の現場をテレビで知って、愕然とした。 教室に教壇…
- 今も関東軍は健在?(2015年08月18日)
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古代より戦争を犯すのは政治家。 一般庶民は誰しもが平和と安穏のくらしを願っているのだ。だからこそ政治家は賢く、すぐれた人種でなければならないのだが、すぐれた者は10パーセントにはおよばないところに歴史の不幸があるのではないだろうか。 愚かな政治家の決断にこれまた一部の熱狂が加わって戦争への道が拓かれていくのだ。 迎合がそれに輪をかける。世の中のことはす…
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