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文芸広場
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息子が、車とぶつかった。自転車で走行中、右折する車と。
打撲で済んで、本当によかった。ヘルメットに頭を守ってもらえた。
このことがきっかけで、ヘルメットの大切さを実感し、かぶることにした。
いままでも、家族からヘルメットをかぶるように言われていたけれど、ママチャリとヘルメットの取り合わせが恥ずかしかったのだ。スポーツ自転車なら、カッコイイけど。
かぶることに方針を決定したので、まず、ヘルメット選びから。スポーツ自転車に似合うような流線型のものは、ママチャリには合わない。かといって、中学生が自転車通学にかぶるような飾りけのない白いものは、これまた違う。
ということで、形はポテっとして丸さが愛らしい、色は紺のものを選んだ。前部分にはひさしがあり、若干、紫外線も避けられる。
ヘルメットをかぶったママチャリ乗りは、ほとんどいない。だから、じろじろ見られるのではないかと、恥ずかしさがこみあげてくる。
だが、わたしは、息子を守ったヘルメットの大切さを世の人々に伝えるべく、かぶり続けることをこの場を借りて宣言する。ヘルメット人口が増えれば、わたしの恥ずかしさもなくなるはずだ。
「わたしは、世のママチャリ自転車乗りの命を守るため、日本のため、ヘルメットをかぶります」
わたしの、すぐ熱くなる習性は、今後も変わらない。
(檀 ままこ)
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