文芸広場
俳句・詩・小説・エッセイ等あなたの想いや作品をお寄せください。
小雨降る寒い日の別所沼公園。晴れた日と又違ってとても素敵です。グレーの世界です。ジョギングする人、釣り人の姿は全く見えず話し声も鳥の声も聞こえません。静寂そのものです。ただ、ただ小雨の輪が小さく拡がり噴水の水だけが白く目に入ります。そこを数羽のカモがスーイスーイとさざ波のごとく水の輪を広げながら優雅に泳いでいるだけなのです。メタセコイアの茶色になった葉が小雨とともにハラハラと落ち敷きつめられたその茶色の道を踏みながら、自分一人がこの幻想の中にいるようなそんな錯覚さえ覚えました。今まで何回となく別所沼畔は歩きますがこんな素敵なシーンは初めてです。
水の輪を 眺めたたずむ 我ひとり
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