文芸広場
俳句・詩・小説・エッセイ等あなたの想いや作品をお寄せください。
「物語り」は科学世界のお話で
人の世界のお話が「者語り」なのだと気づきました
今朝も新聞の訃報に過去の著名人の名があった
坂本スミ子八四歳(チトお姉さんだ)ハンク・アーロン八六歳
(おや、まだいたの)訃報の多くは既に「忘れ者」である
「忘れ者」とはある時覚えられていた者の特権である
その点普通の人は最初から忘れられているお気楽な種族です
季節が来ると鳴きながら一斉に飛び立つ渡り鳥の不思議
その他大勢の人間も八十を越えると同じ思いに
旅先の期待と不安で心が浮き立ちます
「〇〇の定期総会には自分が居なくても大丈夫だろうか」
この種の問題は全員が「安心して」と保証してくれる
そして誰もが自分以外のことは知らないで終わる不思議
最後の旅はパスポート不要、着替え不要、元の家に帰るのだ
長い間余所さまの家にホームステイしていたのです
「一度殴っておけばよかった」そんな人もいたけど
お詫びをしたい人もいます
この世界には逢って良かった人が何人もいます
それぞれの方には「何かいいことあります様に」と思います
想いや祈りが何かの役に立つか?立つ!。という人がいます
「世界は人の意識で動いている」
原子顕微鏡で人の意志で動く金の原子を見て驚いたのは川又三津彦と言う人です
その方はそれから「昭和三十年代村」を作りました
山上村人
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