なでしこ便
女性ならでは眼コミ、口コミ、スパイシー語録
知人の義母が認知症になった。物忘れ程度であったが、昨年骨折したのを期に進行し、身の回りのことが出来なくなってしまった。義母とうまくいっていた彼女だが、介護が嫌だと話してくれた。また、「こんな風に思ってしまう私はいけない人間なんじゃないか」とさらに自分自身を責めて落ち込んでいた。
どんなに仲が良くても、介護が始まると様々な想いが出てくる。今まで通りの生活も出来なくなる。そして、生活の中心が介護になり、孤独を感じてしまう事が一番危険だ。孤独という深みにはまり、介護する側も病気になってしまうケースもある。幸い、知人はシグナルを出してくれた。話すことで救われる気持ちもある。都度、時間を見つけて電話をかけようと思う。用事はなくとも、たわいのない会話でいい。普通の気持ちでいられることが一番だと思うから。
緑川艶子
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