トップページ ≫ コラム ≫ 男の珈琲タイム ≫ 四季の喪失と政治家
コラム …男の珈琲タイム
この長き長き雨はかつての梅雨の雨ではない。長雨というより狂雨だ。狂雨は人の命をいとも簡単に奪っていく。日本の良さは春夏秋冬、四季のうつろいの中にある。そしてこの四季のうつろいが日本人の誇るべき情緒を創り出してきた。故人となったが世界的数学者の岡潔は、その国の情緒は1000年も2000年も続くと説いてきた。だとしたら、この狂った気候は日本人の情緒の終焉を伝えているのだろうか。
筆者のテーマである政治家の質。これまた救いようもなく狂ってしまっている。国民が政治家を全く信用していない。かつてなかったことだ。自粛を要請して、国民に訴えてきたはずの政治家達。それどころかパーティー、そしてパーティーだ。政治家はまるで我々の常識とは程遠い生き物になってしまった。この鉄面皮を何とかして剥がし、正常なあるべき姿にさせるのは国民だ。解散風が吹き出した。我々はより賢くならねばならない。
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