社会
特に埼玉県、さいたま市の政治、経済などはじめ社会全般の出来事を迅速かつ分かりやすく提供。
コロナ感染拡大の数字が日々増加している。国会で、児玉東大名誉教授が声をふるわせ「政治家のみなさんにはしっかりしてほしい、国民総力をあげて立ち向かう政策を!」と述べたことは印象的だった。民を思う心が全身からにじみ出ていた。児玉名誉教授によると、コロナウイルスはゲノム配列で東京型と埼玉型があるとのことだ。埼玉県民としてはがっかりだ。
埼玉県議会92名(1名欠員)の議員も、血道をあげて、日々SNSでコロナ対策、感染や医療現場の状況を発信し、憂慮し、警鐘を鳴らしている。議員として今なにが必要かということを考え、発信している姿は頼もしい。(こういう時こそ、地元の議員がどんな活動をしているかをチェックすべきだ)
一方で、新型コロナウイルスの研究も日々進歩している。日本で重症化する人、亡くなってしまう人の数が少ない「日本ミラクル」の謎の解明もそうだ。
「今日一日 怒らず、恐れず、悲しまず(中略)力と勇気とを信念をもって(中略)自己の人生に対する責務を果たし(中略)立派な人間として活きること(後略)」この一文はいまなお、多くの人が崇敬する哲学者中村天風の誓詞だ。中村先生のこの一文あればこそ、コロナにも打ち勝っていけるはず。「WITH コロナ」「感染拡大要警戒」などの、言葉遊びをする政治家の発信には耳を貸さないほうが賢明だ。
大曾根 惠
バックナンバー
新着ニュース
- 第22回人形のまち岩槻 まちかど雛めぐり(2025年01月12日)
- お正月に孤独のグルメ(2025年01月15日)
- 90歳でアップルウォッチ(2024年12月25日)
- 二院制はどうなったのか(2025年01月10日)
特別企画PR