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コラム …男の珈琲タイム
どんなにSNSの時代になろうとも自筆の手紙は人の心を打つ。自筆の魔力といっても過言ではない。文字は書いた人の個性を表現するからいいのだ。先日、「小生は65才になったので、今後一切お手紙、お葉書は遠慮させていただきます」と知人から手紙が来た。誠実一路の彼の文字が何とも愛しかった。しかし人生100年の時代、65才の青年?としては何とも情けない話ではないか。そして次の日、105才になる美貌の夫人より暑中見舞いを頂いた。美文字が話しかけてきた「私は105才になりましたが、いつまでも自分の文字を書き続けます」とあった。100年の時代は個別化の時代でもある。早くに若年寄りになって朽ち果ててしまう人、大老となって尚、かくしゃくとしている人等。個人差が際立って来るのが100年の時代だ。100年は生きれば良いのではない。いかに輝きながら呼吸をしていくかが大事なのだ。一句。「ひまわりは黄色の炎朽ちるまで」修太
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