文芸広場
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行きつけのクリーニング店が閉店する。もともと通っていたクリーニング店が閉店し、この店に替えたのだが。またか。
わたしは、取次店ではなくて、店で行ってくれるクリーニング店が好きだ。店の窓からアイロンかけの様子を目にすると、なんとなく身体にあたたかい温度が伝わってくるようで。好きな光景だ。
近頃は取次店が圧倒的に多く、店で行うタイプのクリーニング店は少なくなった。取次店の方が値段も安いので、昔ながらのクリーニング店は減るばかり。時とともに商店の様子は変わっていく。閉店するクリーニング店の隣のケーキ屋も、店主の高齢化で店を閉めた。
クリーニング店のアイロンかけ風景を守るために、また他の店を探すつもりだ。
変わりゆく風景・・・。わたしも変わりゆく風景。昔は潤いもあって艶もあった肌が、だいぶくたびれてきた。
今夜は、パックでもしてみましょうかね。
檀ままこ
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