トップページ ≫ コラム ≫ 埼玉の余話 ≫ 埼玉の余話 2010.12.20
コラム …埼玉の余話
・三芳町の町長選は新人の林氏が現職を破った。しかも現職は2期目で自民、民主、公明、連合推薦。誰がみても有利なのは現職。何故、現職が敗北したのか?原因はいろいろあるが、注目したいのは政権政党も野党もこぞって応援したのに何故?かなのだ。政党は大いに反省すべきだ。推薦した以上責任をもたなければならないのに、責任を感じないし、安易に現職だから推そうというのでは話にならない。無党派層が4割もいるという日本の現状に政党は深く反省すると同時に分析をすべきだ。要は政党が信じられていないということではないだろうか。民主主義というのは、政党が有権者の身近にあって、政党の必要性を市民が感じていれば、無党派は少なくなる筈だ。しかし、政権党の民主の姿をみていれば、誰が政党を信じるのだろうか。一兵卒になった筈の小沢さんなのに、岡田幹事長なぞ小僧っ子扱い、平気で他党の人と公開の碁を打ち御満悦。鳩山さんは引退宣言をしておいて、これまた、平気で出馬宣言だ。くどいが、小選挙区制や二大政党制のどこが良いというのだろうか。政治家が生まれてくる制度に深いメスを入れるべきだ。