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- 埼玉の余話 2011.10.03(2011年10月03日)
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・飯能市在住の詩人、町田多加次さんといえば、埼玉県をこえて、中央でもその名は知られている人だ。若いとき、飯能市に身を寄せていた孤高の詩人、蔵原伸二郎に師事した。蔵原伸二郎といえば、熊本の名門の出で、父方は阿蘇神社の直系、母方は北里柴三郎の血を引いていて、詩人、作家、評論家として名を馳せた。「東洋の満月」を第1詩集として第6集「岩魚」も読売文学賞に輝いた。…
- 埼玉の余話 2011.9.30(2011年09月30日)
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・小沢一郎氏の命運も危うくなってきた。事件の内容は必ずしも同じではないが、小沢氏の秘書等の有罪が地裁で決定したからだ。実は小沢氏、本気で総理になることを考えていた。今は定かではない。しかし、約10年前、埼玉県の元県会議員を指名して、在野から“小沢氏を総理に!”という運動を展開しようとしていた。資金も明示されていた。だが、いつの間にかこの運動案は消えた。元…
- 埼玉の余話 2011.9.26(2011年09月26日)
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・ドジョウが大海から帰ってきた。つまり、野田ドジョウ総理が国連という大海を観に行って帰国したということだ。「井の中の蛙大海を知らず」というが、小さな泥田の中でドジョウに大海のことは難しいに違いない。といっても、このドジョウにどうじょう(同情)する面もある。1年に1回は変わってしまう一国の総理。世界の眼も“えっ!野田?”と首をかしげた方が多かったらしい。何しろ…
- 埼玉の余話 2011.9.22(2011年09月22日)
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・東北・関東大震災から、はや半年。歳月は間違いなく過ぎ去っていく。東電幹部は“津波の高さは想定外”といって憚らなかった。しかし、およそ人生は想定外の連続だ。予期せぬことの連続が人の世だ。人は誰しも先のことはわからない。だからこそ刺激があり、ときめきがあり、落胆があるのだ。特に政治の世界は常に想定外のことを考えておくことが基本だ。防災対策、エネルギー対策で肝心…
- 埼玉の余話 2011.9.20(2011年09月20日)
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・意外と知られていないのが、埼玉1区武正氏の立場だ。武正氏は外務副大臣をやった頃は影が薄かったが、今度はちと違う。影は決して濃くないが民主党の財務委員長だ。党高政低で小沢氏に近い興石氏が幹事長になって実権は幹事長が握ることになった。もちろん党の資金も。だが、輿石氏は自分が参議院議員という立場に遠慮があってか、金のことは幹事長代理や財務委員長にお任せという姿勢…
- 埼玉の余話 2011.8.26(2011年08月26日)
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・“疾きこと風の如し”武田信玄は一つの信条としていたようだ。だいたい遅い人に成功者はいない。早い決断はリーダーの必須条件だ。国政に例え落ちても、風の如く動き、火の如く目的に向かっているY氏の存在は貴重だ。当選して何も約束を守れない国会議員が数多いる中で輝いているのは、ひいき目でなく落ちた教訓からの学習能力なのかもしれない。いずれにしても、自民党が一回、野に下…
- 埼玉の余話 2011.8.24(2011年08月24日)
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・毛呂山町の町議選で惨敗を喫してしまったS氏の述懐「俺は先の町長選で何千軒も有権者宅をまわり、くたくたになるまで応援し現町長が当選したのにな・・・」 選挙で敗れたからといって決して人のせいにするようなS氏ではないはずだ。ただ、このような例はよくあって、リーダーの力量や質が問われる問題だ。そういえば、去る統一地方選で前市長の与党議員が敗れた。前市長が息…
- 埼玉の余話 2011.8.22(2011年08月22日)
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・人間の寿命ほどわからぬものはない。たとえば、ガンの末期で余命1年といわれたさいたま市のB氏は、告知以来20年たっても元気そのものだ。もちろん、B氏の気合は半端なものではなく、その気力が告知なぞという人間の技を吹き飛ばしてしまったのかもしれない。こういう例はかなりあって、「バターン死の行進」に九死に一生を得た元米兵は、死の行進の後、マラリヤやデング熱等重病に…
- 埼玉の余話 2011.8.19(2011年08月19日)
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・論客、桜井よしこ女史が産経新聞に堂々と論陣をはった。8月8日の衆議院予算委員会での自民党代議士が追及した菅直人首相の献金問題だ。埼玉県人として注目したいのは、その中で県西部地区の民主党代議士にまつわる疑問だ。氏の政治資金団体に、例の市民の党系の市議17名が申し合わせたように個人献金の上限である150万円を寄付したという。全くもって不可解な話のそれだ。そ…
- 埼玉の余話 2011.8.18(2011年08月18日)
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・政治家ばかりではなく、一個人も生きていく中で大事なことは誠実さだ。たとえば、留守電が入っていたら必ず返事をする。手紙をもらったら返事を出す。出せなかったら、せめて電話で礼を言う。----こんな些事をなぜ守れないのだろうか。絆という言葉が今日ほど叫ばれている時はないが、絆の基は些事な事への心配りにあることを、もっと我々は学ばなければ政治家を批判する資格はない…
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