文芸広場
俳句・詩・小説・エッセイ等あなたの想いや作品をお寄せください。
別れの唄を歌ったあの日からそれぞれの道を歩いてた
あの頃はポシェットに未来だけを持ってはしゃいでいたね
屈託のない笑顔は誰もが眩しかった
時は流れ 今 それぞれのリュックを背負ってる
リュックの荷物を分かちあうこともできず
歯痒い想いを胸に笑顔を灯す
誰かががつまずいたら「どんまい」の笑顔を贈ろう
誰かが泣いていたら笑顔になるおまじないをしよう
誰かが笑ったらみんなの笑顔がそこにある
荷物を抱えた分だけ
重みを増した笑顔がそこにある
今夜も昔話に酔いながら
その笑顔は終わらない・・・
(作 雪んこ)