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コラム …埼玉の余話
そもそも今回のお祭り騒ぎは、自民党がまき散らし、そしてやがてこの祭りが去ったあと、一国の総理が決まる。政治とカネの問題は当たり前のこととし、その前に、このトップを決定するためのシステムを問うことの方が大事だ。
派閥の問題を真剣に問うた人はいたのか。河野氏などひどい。麻生派を利用しておいて、自分がトップになったら100パーセント派閥を無くすと言いきった。結論から言って派閥なくして政党はない。無責任がまかり通っている。党の幹事長の立場で方針をつくっておいて、自分が立候補する時は全て忘れ去っている。
政治はこれでいのか。小泉元総理は、自分がトップで原発を推進しておいて退いたら原発大反対を唱え、堂々としている。この国は一体大丈夫なのか。政治の原点は「信なくば立たず」にある。こんなことで政治はいいのか。皆冷めている。
鹿島修太