トップページ ≫ コラム ≫ 男の珈琲タイム ≫ 伊藤にパリの灯を期待しよう
コラム …男の珈琲タイム
卓球の世界選手権は日本の惜敗と言いたいところだが、完敗である。あの金メダリストの伊藤はオリンピックを辞退した。何かそこに大きな敗因の素があるに違いない。この一戦は絶対に負けられないという気迫がチーム全体に欠けていた。次のオリンピックはあくまでも次だ。勝負は常にこの一戦にある。戦略に欠けていた。中国は実力ももちろんトップだが、一戦に対する気迫と戦略において勝っていた。それにしても伊藤の実力は日本を率いるリーダー。監督という器を垣間見ることができたのは、せめてもの日本の希望の星だ。戦負は戦略と戦術だ。オリンピックを辞退した伊藤を若き監督に抜擢したら面白い。伊藤よ、パリの灯をともしてもらいたい。伊藤の人相は聡明のそれだ。パリが手招きをしている気がしてならない。
鹿島修太
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