コラム …埼玉の余話
今から20年前ぐらいの話だが、福岡友次郎という県会議員がいた。学歴はなかったが独学の猛者だった。知識の豊富さでは右にでるものがいなかった。知識が知識で終らなかった。知識が見識となって胆識と胆力となった。昔流にいうと壮士然としていた。風貌に凄味と人間臭い味があった。会議は沈黙を保ち、時に発する言葉は重みがあって皆、耳を傾けた。市議会も三期務めたが四期はやらずサッと引き上げた。潔さは見事だった。県議会も三期で風の如く去った。表にはでなかったが重要なことは皆、この人に頼った。私心がないから相手はこの人を怖がった。交渉の名手で先輩だった佐久間実氏も時にこの人の言うことを聞いた。亡くなる前に「政治家よ潔くあれ」という本を上梓した。県会も市会も皆この潔さに欠けているから品格がなくなるのだ。川越市よ、この先生を見習うべし!もちろん、川越市だけではないが。
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