私はいたぶるのが好きである。

いたぶる相手は他人ではない。自分だ。そう自身の体である。

マラソン、登山、加圧、ヨガ、どれだけのめり込み、体をいたぶってきただろうか。

いたぶるのは痛みが伴う。

そこで健康おたくとしては、昨年末から癒すことも生活の一部とした。

それは一般的なマッサージ器によるほぐしとタイトルにある逆ぶら下がり健康器だ。

この逆ぶら下がり健康器、文字の通り、何十年前に流行をしたぶら下がり健康器の逆バージョンである。つまり逆立ちをする健康器具だ。

昨年スマップの番組で、稲垣吾郎が吉永小百合にこれを贈る場面があった。

それを観ていた私は「欲しい！」と即座にネットで検索。

体に良いものだということはその検索の結果すぐにわかり、欲しいという欲をさらにヒートアップさせた。

私たち人間は長年にわたって重力に逆らって歩行している。その結果、腰痛や肩凝り、胃下垂などに悩まされるひとが多い。

そんな悩みを解消してくれるのが楽に逆立ち姿にしてくれるこの逆ぶら下がり健康器だ。

逆立ちをすることで骨盤が上がる。さらに、血流を促し、脳を活性化させる。またこの逆のポーズは体や内臓を鍛え、心まで癒してくれるのだ。

良いこと尽くめのこの器具を買わない手はない。

しかし、即買いできない理由がひとつ。

それは大きさだ。なんと幅７２センチ、奥行１０６センチ、高さ１５５センチ。

この長さすべてがクリアになっても、縦ラインから横ラインになり逆立ちにもっていく。

ということは、奥行きを高さと同じ１５５センチとらなくてはならない。

リビングは多少広いが景観を損なうため置けない。

とまあ、結論的には犬たちにごめんなさいをして、犬部屋の和室に置いた。狭いが健康のためだ。

そんなこんなで我が家に逆ぶら下がり器がやってきて７カ月。

ゴルフ、腹筋で腰を痛める私の必需品として、一日最低３回は活躍している癒しのお助けマンだ。

おかげさまで今日も健康！

腰痛、肩こりで悩んでいるあなた、ぜひ検索あれ！

次回は「女性必見！ハッピーフルーツダイエット♪」をお送りします。