トップページ ≫ コラム ≫ 埼玉の余話 ≫ 埼玉の余話 2012.1.12
コラム …埼玉の余話
中條さんといえば、アサヒビールを日本一にした名経営者。齢84才。元気だ。
いまでも、アサヒビールの名誉顧問だが、日本を憂いた著書もかなりある。氏は一貫して戦後の教育の誤りを指摘しつづけている。マッカーサーが占領軍の司令官として変えてしまった。日本の教育は、民主主義という名のもとに人間の在り方という教育の根本をすっかり捨て去った。日本の文化も、伝統も忘れさせる学校教育を行った。その結果、人間力を喪失した、骨なしの日本人を輩出してしまった。教師も力を失なった、と。
今、学校は本当に子供達の人間教育をしているのだろうか。成績は塾まかせ。生徒も塾の点数ばかりが気になって、塾へ塾へと親も子もなびいていく。学校はすでに学び舎ではなくなっていまいか。だから教師は内申という武器で子供達を学校にひきつけようとするが、全くおかしなはなしだ。
教育は国の宝を育てること。学校はそのためにあることを厳しく見つめ直す時にあることは事実だ。
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