トップページ ≫ コラム ≫ 埼玉の余話 ≫ 埼玉の余話 2011.12.30
コラム …埼玉の余話
原発を反対するのは易しいが、現実にエネルギーをどのようにしていったらよいのかという各論になると、反対派の理論はどうも心もとない。風力だ、水力だ、太陽力だといっても、とてもコストの問題で現実には無理だ。原発反対を言っていれば正義という公式はいわゆる左に属する人達が無責任に主婦達まで巻き込んでいるように思えてならない。さいたま市の主婦Tさんは原発反対の権化となって、反論を述べる人達を悪と決めつける。原発の危険性は誰も否定できるものではない。しかし、現実的代案は?となると弱い。人間の営みは、リアリティということが第一となる。リアリティなきところに人間の営みはありえないのだ。だから東京都の石原都知事のやっていることは正しい。必ずしも原発に反対ではないが、未来エネルギーのためにまず、地域エネルギーの開発にふみきった。東京都に火力発電を創り、補完のエネルギー対策とした。各都道府県も大いに学び動くべきだ。そのうち太陽光等のコストも下がってくる筈だ。そんな時、先進国アメリカはいかなる危機にも耐えられる新規の原発を開発したという。
反対のエネルギーよりも、代替のエネルギーを燃やすべきだ。