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埼玉の余話
コラム歴40年、埼玉の政治文化を知り尽くした編集長によるスパイシーコラム
新着記事
- 地方の帝王 ⑤ たかりに成り果てた市長(2018年07月22日)
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政治センスもまあまあ。マスクもまあまあ。愛想はとびきり良かった。しかし、二期も過ぎた頃から業者達がおだて始めた。「最低5期はやってもらいたい。だいたい対抗馬なんかいませんよ」等々。権力の座にいると、おだての言葉が普通の10倍ぐらいここちよくなるという。「金だっていつだって用意しますよ」とすり寄る業者が増えてきた。いつの間にかこの市長はすり寄ってくる業者の甘言…
- 地方の帝王 ④ ゲシュタポをまねた市長(2018年07月02日)
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この市長は人を信じないことで有名になった。必ず部下が寝首を掻きにやってくると思っていた。その証拠に有名大学卒の部下は絶対に側近にしなかった。市長にただ揉み手ですり寄ってくる者だけを側近において、他の部下たちを監視させていた。ナチスのゲシュタポのようだと役所内では囁かれていた。役所以外ではニヤニヤ人の良さそうな素振りをして、騙されやすい市民からはそれなりの人気…
- 地方の帝王 ③ 国会議員の愚かすぎる行状(2018年06月22日)
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パワハラというと怒鳴るというイメージがすぐ浮かぶ。しかし、怒鳴ってもあとはカラッとしているならまだしも、執拗に長時間嫌がらせをする男がいるとしたら立派なパワハラだ。ハラスメントは嫌がらせのことだから、長時間の嫌がらせは完全に犯罪行為だ。何故ならそのことによってハラスメントを受けた部下が著しく心身にダメージを受けてしまうからだ。例の豊田前議員も秘書に強烈な言動…
- 埼玉の帝王 その②(2018年06月17日)
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中国の帝王学「貞観政要」を読んでいくと、帝王は何もトップのことだけではないということに気づく。例えば、日大の元常務とてトップではない。しかし莫大な権力を握っている。要するに、大ボス、中ボス、小ボスはそれぞれ帝王なのだ。県西部の某県会議員など、そのさいたるものだろう。何かというと、自分以外を支援している者に、脅かしや、邪魔をしてくる。「俺の言うことを聞かなと!…
- 埼玉の帝王 その①(2018年06月08日)
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ずっと昔から君主のことを帝王とよんだ。君主といえば王や統治者のことだ。しかし、帝王となるとどうも質が下がる気がしてならない。「夜の帝王」なぞ最たるものだ。そしてこの種の帝王は雲の如く数多いる。日大の理事長もやめた常務理事も帝王だ。総理も帝王。陣笠の国会議員も地元へ帰れば帝王だ。地方のちっぽけな議員だって帝王がいる。会社の経営者もそうだ。しかし同じ帝王でもしっ…
- 国民民主党と参議院選(2018年05月08日)
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また新党ができてしまった。いうまでもなく政党はその必要性が生じたからできるものなのだが、国民民主党はどうか。岡田氏や野田氏、江田氏という大物は入党に不参加だ。あの希望の党の星である筈だった細野豪志氏も入らない。過去民主党がつぶれて民進党になり、民進党が全員小池氏の希望の党に入党するはずだったのがまた壊れた。そして立憲民主党ができて国民民主党ができた。昔の民主…
- 選挙は恐い(2018年04月25日)
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選挙はわからない。そして恐い。久喜市長選は組織力をもたない梅田氏が当選した。敗れた現職の田中氏は久喜市全体に鉄壁の組織網をはりめぐらせていた。何故、梅田氏が勝ったのか。諸説ある。その中で2つの説が有力だ。組織が機能しなかったこと。都合24年間も田中氏が君臨していたから呆れられたということ。しかし、それで解答出来たら選挙はやさしい。ちなみに同日に行われたお隣の…
- 争点ぼやけの久喜市長選(2018年04月17日)
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不思議な選挙だ。争点がない。少なくとも「なるほど!」ということが伝わってこない。現職は合併3期目。争点がほとんど見られない。現職の演説を聴いていたある有識者は「この選挙はわからない。争点がわからない」挑戦者はいきりたっているが「なるほど」が伝わってこない。言うことは何でも言えるが、全てに財源が必要だ。有識者はそんなに愚かでないから夢物語には簡単にのってこない…
- モンスター如き政治家(2018年04月12日)
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先日、国会議員達の所得番付が発表された。埼玉には全国トップもいればゼロもいる。ゼロは全ての人ではないが良き指南番がいて、家族や奥さん名義の所得や資産にしてしまって自分は清貧に甘んじながらも国家のために汗している印象を与えているような気がしないでもない。あの小泉氏や我が県の村井氏というエリートもゼロだ。しかし本当の理由は定かではない。トップに立つにはそれなりの…
- 二元代表制の乱用と錯覚(2018年03月30日)
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埼玉県議会が27日で終わった。桜は満開だ。そんな景色の中で県議会はどうにも不可解なことを決めてしまった。それも、公明党や他の政党は反対しているにもかかわらずだ。先述したが「県民栄誉章」という名誉にまで、議会の同意を必要とした全国でも稀な、しかも埼玉県だけという不名誉な条例をつくってしまった。人の名誉に何故、議会が口をはなむのか?提案者は「二元代表制」だからよ…
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