社会
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三月三十日,投閣票の行われた戸田市長選は、前評判通り神保市長の圧勝に終わった。
敗れたみねぎし氏は、前県議会副議長。前回奇しくも5選を狙って落選。しかも前回同じく敗れたなかしま前県議会議員とタックを組んでの大敗。約一万標の大差で敗北したのだから多くの教訓を与えた選挙といっていい。
みねぎし陣営は、多選批判を繰り返したが、本紙が先述した通り、多選の弊害が著しく現われていたなら別だが、神保市政は、政策力といい、次財政力といい県下でトップクラスの善政をしいていたというのは、誰の目から見ても明らかであり、いたずらな多選批判は返って市民に反感をかう事がしばしばあるのも事実であり戸田市長選はその通りとなった。
又、神保氏は選挙中も現役にありがちなお決まりの実績主義をとらず、常に未来への展望を訴えたのも好感を呼んだ一因とも言える。さらに、みねぎし氏、なかしま陣営のあまりにも卑劣な誹謗中傷戦術も市民の反感に輪をかけた。
まちのトップを狙う以上、卑しい戦術だけは、とるべきでない。信頼ということがトップの大きな条件だけに、残念ながら、敗戦者には風格と質に於いて、神保氏に大きく引き離されてしまったことだけは失礼だが事実のようだ。
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