文芸広場
俳句・詩・小説・エッセイ等あなたの想いや作品をお寄せください。
自分は何時から自分になったのだろう
大きくなったら—
目を輝かせて未来を語る子供達がいる
アルバムの中に少し首を傾げた子供がいる
何か一つになってしまうと
他の何かになれない と迷う欲深い子だ
木の枝に腰かけて空を見ていると
隣に座って同じ空を見ている子がいた
自分はこの世界に一人だけなのか
望遠鏡で遠い世界を覗いていたら
星の世界から地球を見ている人と目があった
この世界には自分と同じ事を感じ考える人がいる
橘曙實(たちばなあけみ)(1812-1868)は自分です
〇たしみはそぞろ読みゆく書のなかに我と等しき人をみしとき
〇たしみはとぼしきままに人集め酒のめ物を食へと言ふとき
そのとき犬と私は同じ世界にいた
散文詩の中でツルゲーネフは述懐している
自分より大きな自分がいる
自分がいて自分がいない美しいコーラス
人が大勢集まるほど自分はいなくなります
小さな自分に気がつくのは名を呼ばれたときです
それは人ばかりではなく野の花であったり斑猫だったりします
昨夜私の部屋を訪れたのは月でした
山上村人
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