なでしこ便
女性ならでは眼コミ、口コミ、スパイシー語録
都心のある小学校が有名ブランドの制服導入。というニュースを見た。今より子どもが小さかった頃、私の周りでも「〇〇ちゃん、服が汚れちゃうでしょ!!」と子どもを叱る声を聞いたことがある。私の持論だが、「服が汚れて何が悪い。洗えばよいではないか。」と思ってしまう。この考えは今の時代古い考えなのだろうか?服のことよりも、今ここで楽しそうに遊んでいる我が子を見てやれないのだろうか?私なら「楽しいね~」なんて思わず声をかけてしまうだろう。私の子どもはそんなお上品なお宅からしたら野生児だ。季節関係なく水遊びし、常にはだし。外遊びの時はお着替え5.6着は当たり前だった。でも洗濯で山盛りになる子どもの服を見るのが好きだった。何なら母親である私も子どもと一緒に遊んで楽しかった。
話は現在に戻って、昨日も小学生になった息子と2時間ほど自転車に乗った。駄菓子屋さんに寄り、近くの神社で手を合わせ、用水路沿いを二人で走る。公園に到着してしばらく休憩。今の時期は公園も人がまばらだから落ち着いている。帰宅して「疲れたね~。」なんて話しながら宿題したり、夕飯の支度。
外見にお金かけるより、今しかできないことがあるのではないのだろうか?お金はかけてないけど、むしろ贅沢ではないか?
小さな背中を追い掛けながら自転車走らせるのも気持ちがいいものです。我が家だって息子のことで今まで悩みは尽きなかったし、現在も進行中でしんどい時もある。でも、一緒にいてくれる時はほんのわずかだということを思いながら今日も走ってる。
緑川 艶子