トップページ ≫ コラム ≫ 埼玉の余話 ≫ 埼玉の余話2015.1.23 「心理学者・上田清司知事」
コラム …埼玉の余話
人間の考えていることなんてわかるはずがない。心理学がどんなに研究されても本当のことは誰もわからない。
だからおもしろい。推理することはあたった時のエクスタシーを想像しているからこそ真剣さが倍加すると、刑事を退職した初老の人が語っていた。
そういうわけで、今夏の知事選が推理するのが楽しくなってくる。知事は自民党県議団と真っ向から対決している。仮称、上田党をつくって4月の統一選にむけて精力的に動いている。その一方で自分の進退は初夏の頃に決めるといいつづけている。そうだろうか。世に絶対はないが、知事の心は決まっているに決まっている。統一選は上田党が自民党に勝つ見込みはきわめて薄い。しかし、上田さん個人の人気は別で自信に満ちあふれている。だから負けるとは思っていないし内心ほくそえんでいるにちがいない。もしかしたら自民党が握手を求めてくるのを待っているのかもしれない。知事は天才的心理学者なのだ。
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