トップページ ≫ コラム ≫ 埼玉の余話 ≫ 埼玉の余話2012.12.06
コラム …埼玉の余話
浦和に来た野田総理大臣という人の演説を聴いた。
この人には恥じらうという日本人の美徳をまったく持ち備えていないことがよくわかった。“前へ”と叫んだマニフェストやらの実行もほとんどできず、マニフェストやらに載せていなかった消費税のアップを命がけで実行した。3年前、選挙演説で彼は言い放った「マニフェストに掲げたことは必ずやる!マニフェストに書かれていないことは絶対にやらない!」と。結果は言うまでもない。まったくデタラメだった。それを隠して“前へ”と叫んでいるのだから、この人の人間性なぞ信じたくないし、政治家としての資質も信じるわけにはいかないのだ。100名もの離党者をだし、約束したことを守らない人が民主党の党首でしかも天下の総理大臣なのだから困ったものだ。しかし、この人の良いところは、解散権という強大なる権力を行使し、自らの首をしめたことはえらいではないか。こういう人は滅多にいるものではない。日本も捨てたものではないのだ。自ら身を切るドジョウがいるのだ。ドジョウは必ず料理人の手によって身を切られるのに。えらいドジョウがいたもんだ。
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