文芸広場
俳句・詩・小説・エッセイ等あなたの想いや作品をお寄せください。
いつも一緒だった
私の隣にはあなたがいた
いつもあなたが運転席 私は助手席
私の隣であなたが笑ってハンドルを握る
そう いつも ドライブは一緒
そう いつの日もあなたと生きていた
いつも一緒にいたかった
私の隣にあなたがいない
あなたはどこにいったの
涙が枯れるほど泣いた夜
泣かないと決めたその時
季節外れの蛍の光 まるで上を向いてと語るかのように
私の視線を夜空へと誘う
どの星よりも光り輝く星をみつけた
そう それは あなた
あなたはその夜空で輝いていた
あなたはこうして 私に今も光をくれる
だから私は 今ここで 輝くと決めた
いつまでもその星空をみていた
時間がどれだけ過ぎたのだろう
その空には美しい朝焼けが広がっていた
まるで新しい日のはじまりをしるすかのように