文芸広場
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待ちわびていた春が花粉症とともにやってきた。
にっくき花粉症とは対照的に私は春が大好きだ。
春は永遠の憧れであり、私にないものをいっぱい持っている。
私を四季に例えるとしたら、人からはどう映るかわからないが、私は即決で「夏」と答えるだろう。
なぜなら、私には冬のような本当の強さもなく、秋のような情緒もない。夏のような勢いはあるが、春のような色香が私にはない。
では春のような女性とは。
定義はというとひとそれぞれであるが、私のその定義のひとつ目の条件は「年輪」である。
それこそまずは私にないものだから。勿論、他にも多くあるが・・。
桜の木が年輪を刻んだからこそ、美しい花を咲かせるように、女性もまた、歳を重ねるごとにその歳の美しさを醸し出すひとがいる。
まさにいくつになっても女性であることを忘れない、色香漂う女性こそが私の憧れであり春のような女性といえる。
歳は80を過ぎているのに、可憐であり気品のある素敵なひとであった。
もちろん私の傍らにもそんな女性がいる。
彼女もまた、優美であり心も美しく、日々を前向きに生きている。
私もいつか彼女たちのようになりたいと想い、来る春を毎年迎えることだろう。
きっと、いつか、夏女から脱皮できると信じて・・・。
日本中でこの春、たくさんの素敵な花・ひとが咲き誇りますように♪
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