なでしこ便
女性ならでは眼コミ、口コミ、スパイシー語録
今年の春休みも早々に息子は私の実家に行き、春休み中ずっとお世話になっている。実家に連れていくにあたり、悩んだが今回はゲーム機を持たずに行ってもらった。どうなるか不安もあったが、遊ぶもの(ゲーム)がないならないなりに自分で遊びを考えて過ごしてほしかったのだ。ただ、大人から情報発信することも必要だと思い「ひいおばあちゃんに坊主めくりを教えてもらいなよ。おもしろいよ!」と百人一首を購入し持たせた。
その昔、私もひいおばあちゃんにたくさん遊んでもらったものだった。トランプ、かるた、花札、百人一首。遊んでいる最中も掛け声や歌を唄って盛り上げてくれて、さらにお正月には貯めておいたチャリ銭を最初に上がった人がもらえる賞金まであり、それはそれは私も兄弟、親戚の子らと盛り上がったものだ。
案の定、息子も坊主めくりにはまり、蝉丸が出るたびにみんなと盛り上がり、終わると「もう一回、もう一回」と何度もせがんでやってもらっていた。又、いとことも遊んでもらい、その様子が写メールで送られてきた。公園の中にある小さな川にみんなでタンポポの花を流し、競争をしているものだった。本当になんてことのないことなのだが、私がやらせたかったのはこういうことなんだよ。としみじみと感じた。迎えに行ったときにどんな話が息子から聞けるのかとても楽しみだ。
緑川 艶子
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