なでしこ便
女性ならでは眼コミ、口コミ、スパイシー語録
ジェンダーレスボーダレス多種多様を受け容れようという昨今。性別、名字、国籍等々フリーにフラットに。ただしそれぞれの領域を尊重。とても難易度の高い人間関係のありかただと思う。よもすれば希薄な関係になり、面白みがないようにも思う。ハラスメントの種類もエスカレートしているから尚だ。
4人の息子を持つ友人の三男君が入籍した。なんと。お嫁さんのご両親と会うことなく入籍してしまったそう。友人は困惑していた。また別の友人は、長男君が家を出たと同時に入籍。子供ができたと同時に知らされたらしく、トリプルファーストコンタクト。サプライズにもほどがある。
親は無くとも子は育つ?いやいや、友人二人とも素敵な人だ。子育てもしっかりすぎるほどしてきた。そんな息子の結婚の形はショックだったようだが、彼女たちは何かあればその息子たちに手を差し伸べるだろう。見守るしかないが無償の愛情とはこのことだ。
最後の親不孝みたいなものだろうか?本当にこれを最後にして、今後は親孝行や吉報でサプライズして欲しいものだ。どんなことも相手の立場に立って考えられるようになって初めて一人前だと思う。これは多様性とは違う。人としての資質だ。
我が家はまだ脛をかじっているから結婚したと聞くだけで、羨ましくもある。どんな形にせよ自分の尻を拭くだけでなく家族を持つことを選択したわけだ。そのことをじわじわ噛みしめて、ことある場面で親とくらべたり参考にしたり反面教師としたりするのだろう。それはいつの時代も変わらない。人生を面白がっている大人代表として柔軟に生きて行こうと思う。
名月かりん
バックナンバー
新着ニュース
特別企画PR