漫画家の水木しげるさんが亡くなったのは、淋しい。水木さんは、人間を超越していて、ずっと生きていそうな雰囲気だったので。

晩年は、無理をせず、寝たいだけ寝るという生活を送っていたとか。寝不足自慢をしていた漫画家仲間で早くに亡くなったひとが多かったから、自分はたくさん寝るようにしていると語っていた。

水木さんの魅力って、ひょうひょうとしているところにもあった。力が抜けた感じ。

わたしは、１０２歳まで生きる予定だが、やっぱりたくさん寝ていたいし、ひょうひょうとしていたい。ちょっと妖怪っぽくなっているかもしれない。
ケケケとしわしわの顔で笑う妖怪「ケケケの女房」か。

檀ままこ