先日、息子の大学の入学式に出席。嗚呼、出席してよかった。本当に。満ち足りた気分とはこういうのを言うのか。いい体験が出来た。ご馳走様でした。わたしは、この思い出だけをおかずに、ご飯３杯は食べられる。

何がそんなによかったのか。まず、息子がこれから通う校舎を見られたのがよかった。自分が通った大学とは違って、近代的な建物がうらやましい限り。こんなにきれいな校舎で学べるとは幸せ者め。

それから、自分の大学時代を回想し、懐かしい気分に浸り、また満たされる。実は、当日、電車を間違えて予定よりも遅く到着。「そういえば、自分が学生時代にもよく電車を間違えたものだ。」と、自分の変わらないおっちょこちょい振りも、なんだか美しいことのように錯覚する始末。テンションが上がっているので、何事もよいことに思える。

式は、会場に父母は同席できなかったのだが、別室にて映像で様子を見る。映像でも充分嬉しさがこみ上げる。途中、応援団の応援もあり、これもわたしの大好物。あの腹の底からの「フレー、フレー」の声には元気が湧くのだ。

フレー、フレー、息子!!応援するけれど、いろいろ手助けはし過ぎないよ。だって、わたしは、君から卒業したのだからね。祝卒業!!これからのわたしに、フレー、フレー!!

檀　ままこ