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コラム …雪んこの頑張って咲きます♪
「がん」と「がんもどき」、大きな違いだ。後者は決して食品のがんもどきではない。つまり悪性か、否か。
同様に、「バカ」と「バカもどき」もそうだ。がんは相当進行していないかぎり、今の医学では治せるものだが、「バカは死ななきゃ治らない」という言葉があるように、なかなか治せるものではない。
まずバカは本人の自覚がない。それに対してまわりのものは「お前はバカだ」とよっぽどのことがない限り言わないし、言われて治るものは本当のバカではない。
ではバカの定義はと聞かれると私も定かではないが、バカの中には一見、学歴というお面をかぶっているため、わからないものもいる。いや、かぶっているからこそバカになるというケースもある。
まあ、バカの定義が定かでない私がバカを語るのはこのへんにして「バカもどき」に少しふれてみよう。
「バカもどき」はバカなふりをしている、つまりバカを演じられるものである。
これはバカとは真逆の利口だからなせる業で、私の身近にもこのようなものがいるが、臨機応変、バカと利口を上手く使い分ける。
会う相手によっては「あいつはバカだ」と言われることもあるはずだ。
「バカもどき」がバカを演じるのはプライドがないわけでない。プライドをもっているからこそ、柔軟な対応、バカの演技ができる。
とくに、バカと対面するとき、頭の中で相手にするなスイッチが入り、「バカもどき」になる。バカに対して自分の力を消耗することはまず無駄と考えている。
バカとバカもどき。あなたのまわりにいる人はどうだろう。そして、「私はバカだから」と笑っているあなた、きっと「バカもどき」かもしれない。