トップページ ≫ コラム ≫ 埼玉の余話 ≫ 埼玉の余話2013.01.01
コラム …埼玉の余話
年が明けた。み年だ。ヘビの年だ。人生は蛇行の連続だ。良いではないか。蛇行もせずに、ひたすら真直ぐな人生や人間なんてありえないし、味もない。人は蛇行によって、今まで知らなかった事にぶつかり、傷つき、そしてその傷が人間の大切な厚みをつくってくれる。かさぶたの多い人間は魅力的だ。晴ればかりで日影を知らない男は恐い存在だと誰かが言った。日本という国も傷だらけだ。しかし新しい政権ができて、新しい春を目指して必死だ。思い切って、まっすぐ志の道を飛ぶべきだ。走るべきだ。だが、蛇行は必然だ。蛇行しつつ、しっかりと春の野良を走れば良い。そして完走することだ。