トップページ ≫ コラム ≫ 埼玉の余話 ≫ ツイッターの刃が政治家達におそいかかる
コラム …埼玉の余話
東京都知事選は小池女史の圧勝だった。他の候補が弱すぎたのは事実だが、小池氏の巧みな情報戦略に、他の候補は歯が立たなかった。少し言いたくはないが、コロナを巧みに利用して露出度がダントツだった。もうそれだけで勝負はあったものだが、SNS、要するにネット戦略でも若い人をひきつけた。アメリカのトランプの人気はガタ落ちだが、彼の強みはツイッター戦術にある。ツイッターは猛スピードで有権者に突き刺さっていくから威力抜群だ。ひるがえって国内のコロナ問題。各首長たちの知恵のコンテストということも見逃せない。埼玉でもコロナ対策に関して有権者達の首長に対する攻撃はすさまじい。油断をしていると、思いがけない政治状況が起きる可能性が大である。ツイッター政治やツイッター選挙の軽さを軽く見てはいけない。時代は文明の産物としてツイッターを人類に届けたのだから、政治家達は心してかからねばならない筈だ。
鹿島修太
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