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コラム …埼玉の余話
優れた若手の国会議員と会話をしていると政治に未来を感じる。しかし、目を開いて国会を見ると未来どころか失望的現実にぶつかってしまう。二大政党制なんてとても無理だ。野党が弱すぎる。したがって自民党がおごり高ぶる。官邸が強すぎて、自民党内部にも危惧を感じる。強くても7分ぐらい、いや6分ぐらいがいい。独断、独裁、独占等々。「独」はよくないのだ。埼玉ではいよいよ知事選がある。自民党が民主的にまとまってよりよき候補を推すのもそれはそれで価値を認めるが、どうもまたまた一枚岩ではなさそうだ。蚊帳の外の県議の不満の声が現実に聞こえてくる。だが、不満があるなら党内で持論を堂々と展開すべきだ。掛け声だけの不満ぐらい情けないことはない。政治家への信頼と尊敬こそが民主主義の土台であることを忘れてはなるまい。