さいたま市立博物館の収蔵品の中には市民からの寄贈によるものが数多くあり、整理作業を行いながら、調査・研究が進められている。

また、毎年「収蔵品展」を開催し、収蔵品の一部が公開されている。

今年度は、これらの収蔵資料に加え、当館に寄託されている資料の中から、さいたま市西区に関係する資料を公開。

 中でも、県指定文化財「木造地蔵菩薩坐像」をはじめ、市指定文化財「高木地蔵堂紙本着色十王地獄図」、「林光寺絹本着色真言八祖画像」、「宝来神明社銅鏡」など、展示する機会の限られた貴重な収蔵品の数々が公開されている。

これらの収蔵品の公開を通じて先人たちのいとなみや信仰を見つめ直してみてはいかかだろうか。

◆会期

平成29年5月20日（土）～6月25日（日）

◆開館時間

9時～16時30分

◆休館日

月曜日

◆会場

さいたま市立博物館特別展示室（大宮区高鼻町2-1-2）

◆入館料

無料

◆展示資料

・埼玉県指定文化財（彫刻）「木造地蔵菩薩坐像」

・さいたま市指定文化財（絵画）「高木地蔵堂紙本着色十王地獄図」

・さいたま市指定文化財（絵画）「林光寺絹本着色真言八祖画像」

・さいたま市指定文化財（工芸品）「宝来神明社銅鏡」

など63点予定