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文芸広場
俳句・詩・小説・エッセイ等あなたの想いや作品をお寄せください。
新着記事
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- ひとときの休息作・雪んこ(2012年09月14日)
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がむしゃらに走った夏に別れを告げた 後悔はないと 今はっきり言える 秋風がそっとやさしく手を差し伸べる 痛んだからだを包み込むように ほんの少し 甘えてみようと心を奪われた ひととき・・・ひとときだけならいいだろう そしてまた 何かに向かい 奮い立たせよう それがわたしの生きる証だから…
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- 小町のすっぴんトーク♬(2012年09月12日)
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今朝、利用した乗合バスに盲導犬が2頭いました。 2頭を同時に見たのは初めてです。 お利口な盲導犬と周りの人のやさしさで素敵な朝となりました。 私がバスに乗ったとき、すでに1頭は中にいました。 でも、座っている飼い主の足元で静かにしていたので、 すぐには気づきませんでした。 盲導犬はバスの乗り口付近にある、優先席にいました。 座っている飼…
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- テッポウユリ 作・大畑ヨシオ(2012年09月11日)
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朝からボリユウムをあげて啼いているのはアブラゼミです 夕方になると蜩もボリュウムいっぱいで啼いています テッポウユリも懸命にトランぺットを吹いています 音が聞こえないのは設定をミュ―トにしているからです 四方にラッパを向けて練習していますが 演奏しているのは二 二・ロッソの曲です <この素晴らしい世界 > <さすらいのマーチ&g…
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- 雪んこの前を向いて走ろう♪(2012年09月10日)
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お巡りさん、警備員さん、CAさんなど制服を見れば何の職業か一目瞭然である。 ここはお肉屋さん、魚屋さんは看板を見ればすぐわかる。 私の散歩道の意地悪ばあさんも顔を見ればよくわかる。 「私は意地悪です」と口では言わないものの顔に書いてある。 口はへの字、眉はあがり、なんとも険しい目つきである。 〝目は口ほどにものをいう″ということわざがあるが、まさし…
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- 小町のすっぴんトーク♬(2012年09月07日)
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20年来の友人に会いました。 1年以上も会っていなかったのですが、 会ってすぐに「小町ちゃん、鼻声だね」と言いました。 本人も気づいていないほどの声の状態です。 言われてみると、わずかに風邪を引いているような状態でした。 でも、ほんの少しだけ引いている!?というような状態です。 友人も「咳も出ていないから、風邪ってほどじゃなさそうだけど、少し…
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- 葉っぱのカーテン作・大畑ヨシオ(2012年09月05日)
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若葉が窓を覆ったので 今部屋の中は緑色の光がもれて洩れています 真夏は一層葉陰を濃くして 涼しい風を通してくれるでしょう 秋にはデザインを一変させて 夕焼けに映える紅葉のカーテンになるでしょう 冬の間は 日差しを遮らないように 枝だけになっていたけれど いろいろ気を遣ってくれて御苦労さまです …
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- 故郷作・雪んこ(2012年09月03日)
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再びその地を踏みしめる 遠い日の記憶と想いがよみがえる 移りゆく時とともに街は変わった 瞠目と物悲しいさが湧きあがる 移りゆく時のなかで変わらない場所がそこにはあった その場所は温かな安らぎと厳粛な面持ちで迎え入れてくれる その場所があるから 歩んできた道を振り返れる・・・ その場所があるから 新たな一歩が踏み出せる・・・ …
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- 雪んこの前を向いて走ろう♪(2012年09月01日)
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私の敵は厄介だ。 油断をするとすぐ付きまとう。 付きまとわれたら、なかなか引かない相手だ。 私は他のものに戦いを挑むのが好きではない。 どちらかというと平和主義者だ。 面倒くさいしつこい相手ほど逃げたくなるものだ。 しかし今回の敵はそうはいかない。 今回というかしばらくの間、野放し状態にしておいた。 野放し状態というのは適切ではない。 …
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- 小町のすっぴんトーク♬(2012年08月30日)
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学生時代、米軍基地内にあるアメリカンスクールの 授業を受けたことがあります。 参加した歴史の授業では、先生をはじめクラスメートに “天皇”について、たくさんの質問をされました。 上手く説明できずに情けなかったことを覚えています。 グローバル化している現在、 自分の国のことも説明できないのは恥ずかしいですよね。 私の知っている海外の人…
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- 笑顔の裏作・静(2012年08月29日)
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風にそよぐ緑のカーテンの隙間から 陽射しを浴びて 薄緑に染まる 透き通った肌の幼子が日光浴 まるで森の妖精 小さな手 まんまるおめめ イチゴのようなお口 ぷっくりの足 なんて可愛いんでしょう 小さな手を握りあやすと 全身で喜びを表す こんな可愛い子を授かって幸せと この幼子の 幸せ薄き母の笑顔に ああよかったと 背でかくし 涙ほろり…