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文芸広場
俳句・詩・小説・エッセイ等あなたの想いや作品をお寄せください。
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- 心百態(2021年07月08日)
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犬やネコにはみな心がある 長年犬やネコを飼った人ならみな知っている 犬やネコに心はあるが心のない人間は多い 他人の痛みを自分の痛みと感じられる人がいるが 見ても聞いても何も感じない人がいる さらに他人の痛みが嬉しい人がいるので苛め問題はあとを絶たない 罪にも重い軽いがあるように心にも多い少ないがある 自分の家族には良き父でも職場ではイマイチの方…
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- 滞在許可(2021年06月25日)
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最近身近なもので老化を感じさせる者がいます 飼い犬のモコです かつては寝ていても足音で起き上がったのに 後ろから近づいても気が付かないのです 本年満十三歳 人間なら中三ですが犬では高齢者です 「間もなく期限切れかな」と呟くと 不思議そうに見上げます 「あのネ」犬語で話しました 異国に滞在するには滞在許可(ビザ)が必要なこと 生き物にはみなこ…
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- 信濃路旅行天竜峡の「モンテンルパの碑」(2021年06月11日)
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15年前に、バスツアーで信濃方面に旅行した。天竜峡を散策していたら、「モンテンルパの碑」と書いた標識が目についた。この碑を見てある歌を思い浮かべ、私だけちょっとみんなの歩くコースを外れて行ってみた。 「ああモンテンルパの夜は更けて」の歌詞を刻した碑が建っていた。 フィリピンのマニラ郊外のモンテンルパ刑務所では、終戦後、日本のB・C級戦…
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- 九十九匹の羊(2021年06月05日)
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「我思う 故に我あり」 そう言ったのは四百年前フランスの哲学者ルネ・デカルト 有名です ネコも私も知っています 私はヒトである 名はない その他大勢村人阿Aです 「我もアリ」一万匹の蟻も呟いた 昔々あるところにおじいさんとおばあさんが… 場所と名前が無いのは… 何故年寄りかというと… 気が付くと人はみなそうなっているからです 生き物は名前…
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- 大人は可哀そう(2021年05月22日)
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こどもが喜んでいるのはすぐ分かります 母親といるとスキップしながら歩き 通りすがりの私に笑いかけます ところ構わず泣きわめきます 大人は嬉しいことがあっても 身近な人に出会うまでは笑いません 知らない人が来ると急に笑顔のスイッチを切ります 大人は悲しいことがあっても泣きません 「何でも無いの」 とくに身近な者まえでは隠します …
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- 幸せ(2021年05月07日)
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昔 昔 ある母子家庭ののお話です 親族での祝いの事があり 母はお土産に折詰めをもって帰って来た 「美味しいね」「美味しいね」 ランプの火影に四人の子供が集い 一人前の折詰めを分け合い幸せそうだった 私の母はそれを見て幸せだった 一日嫌なことが続いた帰り道 啄木は花を買ってきて妻に渡した 「何かいい事あったの」 「今日は 何もいい事が無…
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- ゴールデンアワー(2021年05月04日)
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一日で一番良い時は朝である 日の出前から小鳥が話している この地上に初めての朝があった日のことを 一日で一番良い時は昼である 光りは地上だけでなく 水の底まで届き命が溢れかえる 昼の世界があるのは夜の世界があるからです 真昼 夜の生き物達は赤い目を閉じて眠っている 一日で一番良い時は寝る前である 今日のことは今日で終われり 蟻の一…
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- 鳥巣立つ(俳句集) ➅(2021年04月23日)
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春光や磨けばキッチン明るくて さりげなく優しき人よすみれ草…
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- 自分を愛するように(2021年04月08日)
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悩み多き青年前期人生の奥義を究めんと 仏門を叩きました 四諦八諦 まるで希望がありません 一日で逃げ出しました 福音とは嬉しいお話 キリスト教の門を叩きました 自分を愛するように汝の敵をも愛しなさい そんな無茶な 一日で退散しました 私の悩みは自分だけのエリート席がないからです できたら駆除したい相手がいるのです それを愛せ とはトンデ…
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- 鳥巣立つ ➄(2021年03月22日)
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「アロマテラピー」 「アロマ」はラテン語で「芳香・香り」、「テラピー」は「治療・療法」を意味します。「アロマテラピー」は自然の植物から抽出した精油を使い、その香りと力で心と体を癒し健康や美容に役立てる自然療法です。 私はアロマオイルを使ってリンパ液の流れを促す「リンパドレナージュ」というトリートメントを勉強しました。これはマッサージとは違いグイグイ…
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