文芸広場
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社会人になってすぐ、「ほうれんそう(報連相)」という言葉を教えられました。
報告・連絡・相談、この3つの循環が必要だということです。
特に、悪い報告こそ早くすべきだと教わりました。
最初に配属されたのは人事課でした。
どこの課も大変だと思いますが、人事課の春は忙しく、実にやることがたくさんありました。
新入社員研修から始まり、春闘と呼ばれる組合との話し合い、次年度の採用に向けたセミナーなど……。
新入社員の私でも、すぐに報連相は素晴らしい教えだとわかりました。
報連相は正しい行動パターンであり、大事なことを言っているのだと実感しました。
上司に言われた通り、悪い報告こそ早くして、次の循環をよくする。社会人を十数年していますが、今もこれは守り続けています。
さて、周りをみまわすとどうでしょうか。毎日ニュースで見る人たちは口ばかりで動いていないようです。
悪い報告を後廻し後廻しにして、さらに悪い結果を招いているように感じます。
最近は特に国会議員・東京電力の方々の動きを見ていてそう思います。
どうにかならないのでしょうか。
新入社員が習う、「報連相」を実践していただきたいです。