トップページ ≫ 地域情報 ≫ 咲いたまびと ≫ 塩天丼食べました?塩天丼の食感に魅せられて13年~塩天丼~
地域情報 …咲いたまびと
赤と黒のモダンな外装に塩天丼の看板が目を引く。
メニューのひとつでもある塩天丼が店の名前。
店内はカウンター8席で、一人でも気軽に入れる店は常連客で賑わう。
地元の高校生からサラリーマン、お年寄りまで、ここでしか味わえない塩天丼を求めて集まる。
全国で塩天丼を味わえるのは長野と埼玉だけなのだ。
海老、玉ねぎ、ししとう、かぼちゃ、竹輪の天ぷらがご飯にかけられた特製ふりかけの上に上品に並ぶ。
サックサクの衣が口の中で塩味と一緒に広がる。
天日干しの海水塩が食材の甘みと旨みを上手にひきだしてくれる。
従来の天丼とは全く違うさっぱりとした味わいに、一度食べたら、また食べたくなると評判。
値段は店主特製、大根の甘酢漬けのお新香に味噌汁がついて580円と、とってもお得。
創業以来、変わらぬ値段はお客様への感謝の気持ちが込められている。
塩天丼のほかにも、少し甘めのたれをかけて食べる海老フライ丼、タレ豚丼やタレかつ丼、味噌かつ丼とメニューも豊富。
ここでしか味わえない美味しさがここにある。
Yシャツメーカーから脱サラし、52歳で料理人に転身した後閑(ごかん)氏。
塩天丼の新しい食感に魅せられ、創業13年を迎える。
店のドア開けると、後閑夫妻のあったかい笑顔が出迎えてくれる。
妻純枝さんと二人三脚で店を盛り立てる。
生まれ育った浦和で、夫婦力を合わせ、第二の人生に挑戦し続ける。
客との出会いが最大の楽しみであり、客の笑顔が最高の喜びであると語る店主。
全国でも珍しい塩天丼を、ここ浦和の地で食してみてはいかがでしょうか。
(馬渕 凜子)