トップページ ≫ 社会 ≫ 大揺れの候補者達当落情報、支持率にあたふた
社会
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いよいよ参議院選も最終盤戦。今日の政治は、世論調査に左右される愚かしい姿になってしまったことは、嘆かわしい事実だ。民主党が大巾に支持率を下げていることは、何も世論調査を待つまでもない。マスコミは消費税のせいだというが、問題は消費税ということではない筈だ。その後の菅首相の言動にあると思う。この人の言動ほど、信頼できず納得させられないものはない。一国の首相の座は重く、その言も又、普通人の倍以上の重みをもたなければならないのに、鳩山氏も菅氏もクルクルと変わって、手品師のようだ。今、国民が求めているのは、約束と信頼の政治だ。それだったら、つらい消費税も、その他も、共に耐える事を共有しても良いというところまで、国民は考え始めている筈だ。しかし、このような軽佻浮薄な民主党のトップをみていると、トップそのものと同時に、この党そのものの体質を疑ってしまうのだ。埼玉の枝野幹事長も、国家公務員の労組の発言をはじめ、数回、誤った発言をし、顰蹙をかった。さて、埼玉は3人区だが、それこそ、情報が入り乱れている。自民党に対して、他党が「もう、自民党は大丈夫。次の統一選もあるのだから我が党に」と囁き、その囁きに乗っている支持者の数も侮れないという。したがって、自民党候補が、トップを走っているが、うっかりすると危ないという説。民主党は1人の候補が取り過ぎると、他の1人が危ないので肩入れをする。そうすると、最初の有力候補の票が減り、今度は二人とも共倒れするという情報。公明党は、前回の屈辱を跳ね返す為、総力をあげ、圏内に入っているそうだ、という説。みんなの党の人気が急上昇して、この最終盤で滑り込むという情報。これらが毎日、まことしやかに流されている。いずれにしろ、60万の票は必要とするのだから。誰一人安全圏に入っている候補者はいない筈だ。有権者は、この数日、本物は誰か?信頼できそうな政党、候補者に最後の理性的判断を下そうとしている。