社会
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人となりというのはあらゆる面においてあらわになるものである。
たとえば最近こんな記事をみた。
携帯のメールアドレス。名前やニックネーム+誕生日などにしている人は細かいことにこだわりがない人に多いらしい。それとは対照的に顔文字を入れる人は自己顕示欲が強く、人とは違うことをアピールする傾向にあるという。
また、「顔はすべてを物語る」というように、その表情にもその人の人となりが表れる。
これはビラ配りとういうものを初体験したときに感じたものだ。 優しい表情をしている人の6割は受け取ってくれるか軽く会釈をしてくれる。しかし険しい表情の人は100%受け取らないばかりか、こちらの声にも無視。ひどい人になると「うるさい」と嫌悪感をむき出しにしてくる。
さらに、統一地方選挙を春に控え、ポスター、リーフレット、ビラなど、候補者の露出が多くなってきた。
これらの候補者の写真、キャッチは多種多様で、それぞれの候補者の個性、人となりが出る。
その中でもっとも人となりを表すのが「ガッツポーズ」の写真だ。
このガッツポーズとは、元プロボクサーのガッツ石松が現役時代、リング上で生んだポーズだという説もあるそうだが、今ではスポーツマンの勝利のポーズというより、政治家の「やるぞ」という意気込みのワンパターンポーズになっている。これもまた前述した、自己顕示欲の表れ、有権者を置き去りにした自己満足としか思えてならない。 逆に、頭は下げなくても、そのしぐさや表情から、「宜しくお願いいたします」的な、腰が低く、爽やかな切れ者、そう、驕らぬ賢さ、そんなものが伝わってくる候補者もいる。こういう人はキャッチにもそれが表れているものだ。そんな候補者に1票を投じてしまう有権者が多いのではないだろうか。
さあ、これから春にむけて、候補者の宣伝合戦が続く。有権者である私たちは、ポスター等でその人となりをじっくり見定めようではないか!ガッツポーズは要注意!もう飽き飽きだ。 候補者には当選したあかつきにひっそりやることをおすすめする。
そういえば「文は人なり」ともいう。私の人となりもあらわになっているのだろう・・・。
(古城 智美)