社会
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桶川市議選には定数19名に対して27名が立候補した。投票率は3%以上伸びた。
トップ当選は28才新人女性和菓子屋6代目。若くて女性で、しかも伝統の血筋と3拍子揃っていた。トップの榊氏は2937票を獲得、二位とは1300票差というダントツの強さだった。1位から3位まで女性議員が占めた。維新・国民。参政が議席を獲得。共産党は二名の現職が落選。共産党の凋落は止まらない。社民党も唯一の議席が消滅した。
有権者は旧態然とした政治にはNOなのだ。岸田内閣支持率急落も止まらない。政党支持率は共同通信調べによると、自民党19%、維新4.6%、公明4,1%。立憲2.7%。 そのあと、れいわが1.6%、共産党にいたっては1.1%だ。自民1強ではあるものの着目したいのが支持政党なしが62.5%という数字。無党派層へのアタックが各政党の至上命題なのだ。
身近な選挙である市議選などは「この人がいい」と無党派が動く。所沢市長選も「エアコンを導入しなかった藤本は嫌だ」「子育ての声を聴いてくれそうな小野塚がいい」と無党派が大きく動いた。
現在、国の政治、特に岸田総理の言葉が国民に響かない。こういうことが岸田離れに拍車をかけている。国民の声に耳を傾け、国民の心に力強く発信できるリーダーに令和の政治を託したい。つまらない足の引っ張り合いではなく、国を守り、国際社会で競争できる人材の確保など、グローバルな視野が政治に求められている。
伊勢谷珠子