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ポスト岸田に期待!と木枯らし一号
2023年11月14日
東京都青梅市の市長選も自公推薦現職が約1万票差で大敗。立川、所沢に次いで、また福島県議選も自民党は過半数割れ。敗北の連鎖はいつ断ち切ることができるか。自見万博大臣が膨らむ大阪万博費用のうち350億円分を日除けと表現したことが炎上。そして神田財務副大臣の4度にわたる差押えは言語道断。税理士なのに。そもそも副大臣をうけたことが問題ではないか。しかし、神田副大臣のグズグズ辞任は時すでに遅し、国民の感情を逆撫でする議員がいては岸田政権の起死回生を望むことはむずかしい。内閣改造人事、特に副大臣政務官人事は失敗だろう。すでに3名が辞任。これ以上の辞任ドミノがあっては大変だ。
その中で、11日は東松山では山口晋代議士が茂木幹事長、若手衆議院議員を招いて集会を開いた。会場には2000人に近い支援者が集まった。
続いて13日は自民党埼玉県連の政経フォーラム。講演会場は満席となって会場からあふれた人々はモニターで講演を聞いた。両日ともに自民党支持の岩盤層は厚く、自民党の逆風を跳ねのけるパワーだ。
奇しくもこの日、東京で木枯らし一号が吹いた。自民党にも淀んだ空気を一掃する風を期待する人は少なくない。いつおきてもおかしくない解散総選挙。選挙となると動く無党派を頭にいれなければならない。有権者はネットで情報が瞬時に受け取れ、年々賢くなっている。政治家の言葉を見透かすスキルが養われている。有権者に響く言葉をどれだけ発し、謙虚で丁寧な態度を行動で示すことができるかがポイントだ。岸田総理の周辺が菅総理退陣の時の空気に似てきた。日本をとりまく環境は大陸のロシア、中国、朝鮮半島に対峙しているからこそ、強靭なリーダーが国防としても必要。ポスト岸田は誰か。ここまできたら、岸田総理にはハラを決めてもらいたい。
伊勢谷珠子
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