社会
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都議選は梅雨の嵐となって、そして去った。小池さんの都民ファーストと公明党が嵐の眼となった。小池さんは完全に総理の座をねらっている。公明は完全にキャスティングボードをにぎる巧党となった。この巧みな政党の全国ネットワークにはどこも勝てない。この一年で日本の政界地図は大きく変わるだろう。民進党は一部がファーストにいくだろう。いや一部とは言わない。もしかしたら全部?ともかく、失礼ながら躍進の兆しはない。それにしてもチルドレンが多過ぎ。小泉チルドレンも83人から15人に減り、小沢チルドレンにあっても147人から11人に減った歴史がある。小池ファーストも9割近くがチルドレンだ。こんな幼子がいる世界は他の世界には見られない。政治的専門性をもった者が進出しない限り、この現象はなくならないだろう。一期目は単なる駒。二期目は鼻を高くしてスキャンダル。たまったものではない。それにしても、本来、小池知事をチェックしなければならない都議が、まずはチルドレンとして小池さんに教えてもらう図はマンガ以上だ。