社会
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世の中の健康志向の高まりもあって、街中でランニングをしている人は多い。しかし、寒風吹きすさぶ夜道を走っているのを見ると、こちらまで震え上がりそうだ。危険だって伴うはず。夜中でしか時間が取れない人も多いのだろうが、そんな人たちをターゲットにしたのか、24時間年中無休をうたったスポーツジムが続々できている。「エニタイムフィットネス」、「ジョイフィット24」、「FASTGYM24」などで、さいたま新都心にも世界No.1フィットネスチェーンという「エニタイム」が先頃オープンした。
プールやスタジオがある総合型のジムではなく、マシンによる走りやウエートのトレーニングが中心で、その分、利用料金も安い。シャワー室も完備。夜10時頃にのぞいてみると、開業間もないのにまずまずの人数が来ていた。
この近くには、やはりコンパクトな女性専用ジム「カーブス」が以前からあり、さいたまスーパーアリーナには筋トレで世界的に定評のある「ゴールドジム」が入っている。ほかにもラフレさいたまの中に「セントラルウエルネスクラブ」、京浜東北線与野駅近辺に「スポーツスパ アスリエ与野」と「スポーツクラブ ルネサンス浦和」など総合型ジムがそろっている。さらに南は浦和、北は大宮まで足をのばすと、既存のジム、新しいジムが軒をつらねる。
私もそのうちのいくつかのジムに会員登録し、トレーニング経験があるが、それぞれに特徴があり、どこがよいかというのは、利用者各自の事情に最も合っているのはどこなのかだろうと思う。たとえば料金についてなら、年齢や利用回数、利用時間による割引きを比べてみる。休館日の曜日とかスタジオプログラムの種類もチェックしたい。
ジムの増加により会員獲得競争も激化している。どこも入会時の費用を値下げしており、最初の1~2か月の会費はゼロというジムもある。1月とか4月は新会員が増えるので、その前月から新会員向けサービス合戦が展開される。
ただ、会員獲得に熱心なジムはその分会員数も多く、トレーニングマシンやロッカールームは混雑しがちだ。24時間型以外は日曜や祝日の閉館時間を3~4時間早めているのが普通だが、閉館間際の浴室は人があふれ、洗い場やシャワーに順番待ちの長い裸の行列ができるという光景を何度も見せられた。すべてにおいて満点のジムはないということだろう。
山田 洋
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